今年の寒さは例年になく、最低気温の記録更新が続いた。どうなるのかと心配していた。
野菜は高騰し、当たり前のように食べていた白菜は1株が5~600円となり、めったに食卓に上らなくなった。庭のゆずの木の葉っぱは枯れてしまった。
通年は冬でも枯れることなく緑豊かだった。やはり、最低気温がマイナス2度、4度、8度となると植物たちも限界だったのだろうか?
それでも、極寒の冬がやっと終わり、最近は少しずつ日中の気温が上昇しきている。
冬の庭が、30センチほどのジンチョウゲと6株のヒヤシンスの花が咲きだして、春へと変身している。
辺りは何とも言えないいい香りが漂い、思わず深呼吸をしてしまう。
花の香りは人の心を優しくしてくれる。
濃いピンク4本と紫色2本のヒヤシンス、濃淡のある赤紫色と白色のジンチョウゲで玄関先に春が来ている。
花の色は活気を呼んでくれる。
花を見ていると自然と元気が湧いてくるような気がする。
目をそらすと菊の新芽が出ているし、ユリの小さな葉っぱも出ていた。
山吹の黄緑色の新芽も出ている。
蝋梅やリンゴの木にはほんの小さな芽が出かけている。
最近はネギやニラがぐんぐん大きくなって食卓をにぎやかしてくれる。
寒い冬をじっと耐えてきた植物たちは、春になると忘れずに新芽を出してくれる。
気温が上がるこれからはどんどん大きく成長するだろう。
植物たちに元気をもらおう!
小さな庭でも限りないエネルギーを感じ、季節を楽しむことができる。
私は植物の世話をすると気持ちが落ち着いてくる。
植物は精神安定剤のようだ。
人に自慢するほどのりっぱな庭ではないが、私にとっては宝物!
庭に居ると幸せを感じる。
植物に囲まれていると幸せ!!